ソラマメブログ
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某引越し業のSecondLife支店準備を担当させてもらっていたMiya Watanabeです。


本ブログではその際の活動について記録していましたが、現在は活動しておりません。
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2007年12月02日

アカウントの登録・情報変更について

このエントリーは、ある問題について「理解しようとしている最中のメモ」のようなものであることを最初にお断りしておきます。間違いがあればコメントで指摘して頂けるとありがたいです。


以前から「個人情報に問題があるためアカウントがホールドされる」というケースがあることをChiyoLindenさんのOfficeHourで聞いていました。この点については日本語の利用規約のページにも以下のように書かれていますが、トラブルになってしまう人が多いそうです。


Linden は、不正確な個人情報を提供する人物、または何らかの形で自身の身元が事実と異なる人物すべてに対し、厳しい法的措置を取るすべての権利、および不正確または不完全な情報が登録されたアカウントを停止または解約するすべての権利を留保します。

年齢確認の場合はアカウント登録時に入力した生年月日が正しいかどうか、身分証明できるものを提示して確認します。 これは別のエントリーでも触れましたが、「この人はメイングリッドに入れる年齢ではないのではないか」という通報をきっかけに調査されることが多いそうです。


年齢確認以外にも入力した情報に不備があってアカウントがホールドされると理解しており、先日も「カード登録なしのアカウントから送金(L$の)をしようとしたらアカウントがホールドされた(らしい)」という相談をされている方がいました。それをきっかけにOfficeHourの場で出た話を聞いていると、アカウントの登録や最初に入力する情報についてかなり知らないことだらけだったため、その後少々調べるというか、整理してみることにしました。


まず「個人情報の不備」には「情報が正しくない」場合と「そもそも必要な情報が入力されていない」場合があるという前提で話を聞いていました。また、後者はどうも公開されているアカウント登録用のAPIを使ったサイトから登録した場合に起こりやすい(必要な情報を入力する欄がないので)という話も出ました。


アカウントの登録・情報変更について

確かに英語版(公式サイト)の登録ページと最近よくある日本語の登録ページを比べると手順と入力項目に違いがあります。アカウント登録の最初のページは公式サイトでもサードパーティーのサイトでも項目は同じで、アバター名、生年月日、メールアドレスだけです(サードパーティーのサイトではここでパスワードも入力でき、登録が完了します)。公式サイトの場合は次のページ(図のような)があり、本名、国、性別、パスワード、パスワード忘れ対策の秘密の質問、利用規約の確認が必須です。


となると、「そもそも入力されていない個人情報」というのは本名、性別ということでしょうか。日本語で登録できるサードパーティーのサイトでは国は自動的に日本でしょう。よくわからないのが「アカウントをホールドされる理由になり得る不備」が何なのかということです。支払い情報を登録する人は、例えばカードの情報と本名が一致しないといったことが考えられます。


では「ベーシックアカウントで支払い情報も登録していない」人は何が問題になるのでしょうか。実はここがよくわかりませんでした。OfficeHourに相談に来られていた方のケースが具体的にはどんな問題だったのかは本人しか知らない(OfficeHourではもちろん本人の同意なしに個別のケースについて話されることはありません)ので、結局何が問題だったのかよくわからなくなりました。


今言えることは、本名、生年月日、(支払い情報を登録する場合は)請求書の住所、は正確に登録する必要がある。ということです。また、間違ってしまう場合も当然あるわけで、その場合には情報の変更が必要です。支払い情報はWebでアカウントにログインすれば"Update Payment Method"から変更できます。(※:一部変更ではなく完全に登録のやり直しで、今の情報を試しに見ることはできないようです。入力に必要な情報が手元になければ先に進まないよう警告も出ます。この操作には注意して下さい。)


では本名が間違っているとか、生年月日が間違っている場合はどうするかというと、サポートサイトでチケットを使うそうです。以下がその場合の手順です。



  1. 日本語の公式サイト(http://jp.secondlife.com/)には本来の意味のサポートページがないので、「サポート」というメニューではなくフッター部分にある「サポート(英)」というリンクをクリック

  2. ここで「Log into support system as」と書いてあるフォームからログイン

    ⇒時間がかかるので「Log In」ボタンを押した後は画面が切替わるまで待って下さい

  3. 「Second Life Support Center」と書かれたフレーム構成のページが表示される

  4. 「Submit a Ticket」というリンクをクリック

  5. 「Ticket Type」で「Special Questions - Basic account or Guest Login」を選択

  6. その後現れる「Basic or Guest Access - only a few ticket types allowed」で「I can't create an account」を選択

  7. 「Details」に個人情報の追加(もしくは変更)をしたい旨と、その内容を書く

  8. 「Finish」でチケットを送信


よく考えたらそもそも自分の登録情報を確認する手段がないので、この手順が必要になるのはLinden側から情報の確認・修正を求められた場合だけかもしれません。このあたりの操作がチケット経由でなければできないというのは、記録も残るのである意味セキュアなのかもしれませが、ちょっと不便な仕様だと感じました。


登録APIを使ったサイト独自の問題もあると思うのですが、そちらは今回調べてみて余計にわからなくなりました。一つだけ言えることは「利用規約の確認」というステップがないことです。もう随分前にそういう不安があることを書いている人が居ましたが、現在もこの状況は変わっていません。「簡単に登録できる」のも良いのですが、日本語でサポートを受けることは非常に難しい(そもそも日本語版はベータ版で、サポートサイトで日本語は使えません)状況なので、せめて利用規約に関する注意くらいはあっても良いような気がします。


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Posted by miya watanabe at 12:28│Comments(4)その他
この記事へのコメント
SLにそれなりにかかわってくると英語前提というのが随所にでてきます。根本的にはブラジルや韓国などのように代理店が建つていどにならないとこれらは解決されないのでしょうね。そしてそのあたりは儲かりそうにないと…。
Posted by Nock Forager at 2007年12月02日 23:08
>Nockさん

>代理店が建つていどにならないとこれらは解決されないのでしょうね。そしてそのあたりは儲かりそうにないと…。

日本で代理店に認定されそうな企業がないという噂を気にしてましたが、そもそも儲かりそうにないという問題もありますか....
Posted by miya watanabemiya watanabe at 2007年12月02日 23:26
なお、Sera Koreaのサイトの加入画面( http://security.serakorea.com/Membership/Registration/Default.aspx )では本名&住民番号を求められ、かつ韓国語の規約に同意をする画面がでていましたのでこのような問題はないと思われます…。
Posted by Nock Forager at 2007年12月02日 23:45
>Nockさん

規約の確認がちゃんとあるんですね。
住民番号まで入力するということは本人確認が必要な場合のホールドも代理店がやるんですかねぇ。
Posted by miya watanabemiya watanabe at 2007年12月03日 00:05
 
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