引越し屋さんのSecondLife支店（？）作成奮闘記

昨日書店でいくつかのセカンドライフ関連本を立ち読みしてみました（少しだけですが）。感じたことは

• ムック本は「攻略」のようなちょっと意味不明なものが見受けられる


• その他の書籍には意外と冷静にわかりやすく解説したものが増えている

ということでした。タイトルは目立つように「稼ぎ方」のようにしてはいても、中身は割と冷静な内容だたったりします。最近よく見かける「セカンドライフはもうダメ」とか「全然儲からない」、「客が来ない」のような、「それはわけもわからず変な期待をしたからじゃないですか？」と言いたくなるブログやIT系サイトの記事とは随分と違います。

その中から、一部で評判の良かった（でも買わないだろうと思っていたはずの）本を買ってきてざっと読み終わったところです。

かなりバランス良くできていて、「いったい何が面白いのか」という部分を筆者の体験談という形で紹介ししていますし、何より「日本人コミュニティーの活動」について他の本より詳しく紹介していると思います。実際にはSLに入ってこない人向けの解説として、わかりやすい内容と感じました。

それでいながら、ビジネスが絡む部分にも触れています。SIM造成やコンサル料金が具体的に出てきたり、実際にビジネスを展開している人のインタビューもちゃんと用意されています。

古くからのユーザーでMagSLが立ち上がった頃を知っているような人には意味のない本だと思いますが、私のように今年になってMagSLが話題を集めだしてから飛びついた人なら、既にアカウントを持っていても得るところがあるかもしれません。（基本はあくまでも非ユーザーに読んで欲しいですが）

ただし、あくまでもビジネス的な観点が基本なので、単に楽しみたいという人は公式ガイドの方が役に立ちそうです（ちょっと高いですかね）。