2007年07月17日
セカンドライフ参入関連の報道について
しばらく更新が滞ってました。支店準備は相変わらず進展が遅いですが、こんな仕草を作ってみたりしていました。

キーボードチャット(?)にしてみたけど、普通は喋ってないときに書きますよね。。。
Poserは意外ととっつきにくく、QAnimatorで作っても変わらないようなポーズを苦労して作っています。
さて、最近「日本語版がついに公開」とか「SL進出は失敗している」という記事がよく話題になっています。(もちろんフォローのようなことを書く人もいるわけですが)
このブログを読んで下さる特殊な方々は相当濃いユーザーだと思うので、今更コメントもないとは思います。ですが、私は一応RLのビジネスの支店を準備している(ことになっている)ので、「普通の人にどう見えるか」というのは非常に重要です。
現時点で目にする、CPMを持ち出したような議論は見当はずれなのかもしれません。が、「同時にログインしているユーザー数」に注目してもらうにはこういった議論がないとダメな気もしているので、批判記事も歓迎です。
また、「日本語版がついに公開」については、「じゃあどう報道すべきか」とか「反応しないわけにもいかないだろう」と考えると仕方ないのかもしれないと思っています。(記事を書いている人は確信犯であることを祈ります。)私も「日本語版が2007年春に公開予定」と聞いてログインしてみたクチです。
ただし、あまり「普通の人」に利用を勧めるのはどうかと思っています。今はまだ「こんな世界があって、一部のスキモノが熱心に遊んでます」「将来はこういう3Dの利用が進むんじゃないでしょうか」で良いわけで、その上で実験的に参入してくる企業が居るだけで十分です。SLを楽しむというのはまだまだハードルの高い行為であって、ギークの代表のような人でさえやはり使いずらいと正直に仰ってます。もちろん私もUIは非常にお粗末だと思っています。
昨日のWBSである方(大槻さん?)が少し登場されて、企業の参入について
「担当者が実際にin worldを経験して、自分のビジネスに合った可能性を探らないとダメ」
というようなことを仰っていたことには安心しました。すぐにリターンがあると思ってセミナーなりなんなりを聞きにいく人がどうも多いようですが、そこでこういう話がきちんとされているようであれば、いくら過剰な報道があっても別に構わないのだと思っています。
一つだけ不満なのは、「企業の社員=当事者」という立場でin worldで活動されている方が目立たないという点です。NTT Docomoさんのように実際活動されている例もあるようですが、もっと積極的に実験的な活動をしても良いのではないかと思っています。
今は、(企業に依頼されてSIMを整備したり)建物を作るのも、それを見に来るのも一部の熱心なユーザーで、肝心の企業側の存在感が非常に薄い気がします。それならいっそのことスポンサーに徹してみたらどうかと思いますが、そういう方向でもない気がします。
今回も何が言いたいのかわからなくなったので、とりあえずここまでで失礼しますm(__)m