miya watanabe
2009年05月20日 10:29
5/19の引越しオフィスアワーはムービングエス側3名(HikkosiOh、SugiClip、MiyaWatanabe)、お客様は計4名様でした。
この日は事前に用意したテーマからではなく、新型インフルエンザの話ばかりしていました。以下、主なトピックです。
ムービングエスは基本的に東京・神奈川が営業エリアです。現時点(2009/5/19)で感染が確認されている関西にはたまに長距離の引越しがあるという程度です。この時点で発熱しているスタッフがいるわけでもなく、具体的に実行に移していることはないのですが、今後の対応について話はしているようです。
報道等で情報を集める限り「どの地域でも感染者は居る可能性がある」と考えた方が良さそうで、訪問見積りも含めてお客様のお宅に伺う際にはマスク着用をすべきか、というような話しが出ていました。
(参考:厚生労働省:健康:国内発生確認後の対策実施に関するQ&A)
厚生省は鳥インフルエンザを想定して「事業者・職場における新型インフルエンザガイドライン(PDF)」というものを公開しており、そのP.12に「個人や事業者が実施できる具体的な感染予防策」という項目があります。感染予防ということでいくつかの項目が示されていますが、単に「マスクを着用すべき」とは書いていません。他人との距離や手洗い、消毒等の対策が重要で、マスク等の保護具は「補助的に用いる」と解説しています。
このことからも「必ずマスクを着用」という方針」にしてしまうのも早計と言えそうです。もちろん咳、くしゃみが出る人はマスクを着用すべきで、引越し作業のほこりでくしゃみが出るというスタッフが居ればマスク着用ということになると思います。
弱毒性のウィルスという前提で対策を見直すという話しも出ているので今後どうなるかわかりませんが、「お客様が不安になってしまうのでマスクを着用」という判断もあるかもしれません。
今は状況が状況なので今はご理解頂けるかもしれませんが「インターホン越しにお客様に挨拶する時点でマスクをしていると、怪しく見えないか」という不安があります。実際に良い気がしないというお客様もいらっしゃるようです。
インターホンを通じて感染するわけではないので、お客様に近づく前、家に入る前、にマスクを着用すれば充分と言えそうです。
引越しで物を動かせば多少なりともほこりが舞うはずです。引越しスタッフにもハウスダストでアレルギー反応が出る人が居るそうで、そういうスタッフは普段からマスクを常備しているそうです。
マスクをしての作業はさすがに苦しい場合があるそうですが、仕方有りません。インフルエンザ対策でも同じ話で、マスクをしての作業は苦しい場合があると思いますが、やはり着用せざるを得ない場面が増えそうです。
発熱などの症状が出てしまったら「多少無理してでも現場に出る」ということは許されない状況になっています。今後厚生省から新たにガイドラインが示されるかもしれませんが、とにかく発熱センターに連絡して指示を仰ぐしかなさそうです。
感染源になってしまうとお客様にも、会社にも迷惑なことになってしまいます。こういった場合に社員がどう行動すべきかというルールも事前に会社として決めておく必要があります。いわゆる「ずる休み」を心配するという話もあるので、一般的には診断書を提出してもらうなどの対策も取られるのでしょうか。そういった話も出ました。
自分の注意だけで100%避けれるものでもないので、その後の感染拡大を防ぐという観点での行動についても事前に確認しておく必要がありそうです。
お客様から「エコポイントの影響で大型TVの配送が増えたりしないのか」というお話がありました。実はムービングエス社内でも「大型液晶配送についてのお問い合せが増加傾向である」という認識があったのですが、理由までは考えていませんでした。
ムービングエスの場合は「購入時の箱がない大型TV」のために比較的大型の箱(46インチ)まで用意できるのが強みなので、新品の影響というものはあまり考えていなかったようです。丁度時期(ゴールデンウィーク以降)も重なるので、おそらくエコポイントの影響はあると思われます。
この他にもエコポイントの影響で大型家電の配送はしばらく増えるのかもしれません。ムービングエスでも大型家電・家具を吊り作業で搬入するだけの依頼を受けるそうです。大きな物を購入される場合は搬入の手配についても考えておくと良さそうです。
以上です。