2008年12月03日
12/2・引越しオフィスアワーのご報告(海外引越し体験談)
12/2の引越しオフィスアワーはムービングエス側3名(HikkosiOh、SugiClip、MiyaWatanabe)、お客様は計3名様でした。

この日は予定どおり「海外引越し」についてRamona Forcellaさんにお話を伺いました。以下、主なトピックです。
・概要
Ramonaさんの海外滞在は次のような条件だったとのことでした。
「学士留学」「米東部、NYから電車で1.5~2時間の中堅都市」「実家を出て初めての一人暮らし」「現地には友人が先に住んでいた」
この条件が違うといろいろと話が変わってくるので、以下の内容はこの点は踏まえつつ読んで下さい。
・渡航時の荷物
中身は一杯だったもののスーツケースだけで、運送業者の手配はもちろんなく海外旅行のような感じだったそうです。荷物が少ない理由は「必要なものは現地で買う方が早いと考えたから」とのことでした。後で実家から送ってもらった物があったそうで、「送ってくれる人が居る」という安心感もあったのかもしれません。
後で触れますが、この時点では借りる部屋を決めていなかったため、いずれにしても大量の荷物を運び込める状態ではなかったとも言えそうです。
・現地での部屋探し
学校が始まる前に現地入りし、友人のアパートに滞在しながら学校の手続きをしたり部屋を探したそうです。
探す手段・情報源は「新聞・フリーペーパーのクラシファイド(classifieds)欄」とのことでした。参考:クラシファイド(Wikipedia)
一人向けのワンルームのようなもの(studio)はやはり高く、ルームシェアの物件を探したそうです。特に語学留学やワーキングホリデーで海外に行かれる方には多い形だと思われます。
学期や季節ごとに人の移動が多く募集している物件が豊富にあったためか、そういった引越しを2回経験したそうです。
ちなみにルームシェアだと300$ほどなのが、ワンルームだと500$~600$したとのことでした。家賃は当然地域によって異なり、例えばNYだったらそれこそ1,000$、のようなイメージだったそうです(今現在の話ではないので、金額は大体の参考と考えて下さい)。
・現地での引越し
クラシファイドには個人経営のような引越し屋がリストされていたそうです。ただし、荷物が少ないこともあって必要なかったそうです。
かなりの期間滞在していても最後まで荷物が少なかった理由として、「家具・家電付き」「コインランドリー付き」の物件が多いこと、移動の際に一式を友人に売り払ってしまうスタイルが多かったこと、が挙げられるそうです。
また、荷物が多少多くても友人の車を借りたりトラックをレンタルしたりと、自分でやってしまう人が多いようです。
ここまでの事情を伺う限りでは、引越し業は確かに必要なさそうです。
日本では学生の一人暮らしでも家具・家電をたくさん持っている場合が少なくないと思いますが、やはり物質的に豊かというか特殊な国なのでしょうか。
・その他の引越しの例
大学の転校が比較的気軽にできたため、仲間同士で一緒に都市を移動というケースがあったそうです(本人ではなく友人)。その場合もトラックを借りて自分達で引越ししたそうですが、このようなスタイルも日本だとあまり聞かないと思います。
・現地での生活(病院等)
保険がないと普通の病院での診察は難しいそうですが、医学部もある大学で診療室があったので、そこを利用したそうです。
・勉強
宿題が多く、人生で一番勉強した時期だったそうです。日本の大学と違うと良く聞きますが、本当のようです。
・日本と同じ生活環境を好む人も居る
大学が学生寮以外にもダウンタウンの物件を斡旋してくれたそうで、その中に日本人が多く住むマンションもあったそうです。人によってはずっとそこを出なかったり、日本から炊飯器のようなものを取り寄せたりと、日本に近い生活環境を好む人も多かったようです。
ある程度以上の規模の都市であれば日本人がそれなりに居るので、状況は似ているのでしょうか。
・現地で入手が難しかった物
Ramonaさんの場合は持って行ったのではなく、後で日本から送ってもらった物がいくつかあるそうです。
例えば「梵天耳かき」「正露丸」「イソジン」。のどやお腹の薬は見つからりづらいようです。風邪薬は子供用の弱めのものを現地で買って使用したとのことでした。
海外に行く際は「薬は普段使い慣れたものを持って行った方が良い」と言われますが、そもそも選択肢が少ない、見つからないジャンルの薬というのがあるようです。
・帰国時
帰国の際も家具や大きな物があるわけではないので、本を船便で送った程度だそうです。このあたりは現地でどれだけ荷物を溜め込んだかによって違うと思いますし、荷物が多くても「わざわざ日本に送るか」という問題があるので、やはり現地で処分という人が多いのかもしれません。
この結果帰国時も身軽だったそうで、ついでにヨーロッパ旅行をしたという、うらやましいお話でした。通貨のレートや飛行機代によって変わりますが、アメリカ→ヨーロッパの方が日本に戻ってからヨーロッパに行くより当然安いので、帰国前にヨーロッパに行くという人は多いかもしれません。
Ramonaさんの場合は「実家から」であったため残していく荷物の心配もなく、引越し業の出番は全くなかったようです。これが「部屋を解約していかなければいけない」という人の場合、荷物をどこに保管するかという問題が出てくるので、このあたりの経験をお持ちの方の話が聞けると良いかもしれません。また別のゲストをお呼びして話を伺いたいと考えています。
この企画はやはり聞いていて面白いものでした。お客様は知り合い、かつSLに慣れている方ばかりで数人だったので、進行が楽だったこともあると思います。このスタイルならもう少し多くても大丈夫そうですが、やはり少人数というのはやりやすいと実感します。引越し業というよりも留学斡旋業者がRLでやっているような説明会に近い内容かもしれませんので、今後協力してこのような場を設けられると良いなぁと個人的に妄想したりもしています。
最後になってしまいましたが、Ramonaさんありがとうございました(お礼がまだですが)。以上です。

miya watanabe






